スポーツニッポンに掲載されました
スポーツニッポン報道
今月4月より、札幌から遠く離れた、もはや異国の小笠原諸島父島を飛び出し、親元を離れ、学校も転校し、FIBRA FC U-12で心技体を磨くことになった少年の物語。
いつか、全国の至る所から選手が集まるクラブにしたいと思っていた。
北海道は出て行くばっかりだ。
北海道に求めに来る人はほとんどいない。
全国のチームが、「夏の北海道は涼しいから」という理由ではなく、学び鍛えに来る、そんなクラブを目指している。
今回はその第一歩。
偶然と偶然が重なった必然である。
クラブ理念と、親の理念が重なった必然である。
お父さんに聞いた。
「7歳で親を離れる。正直寂しくないですか?」
そうすると、こうお答えになった。
「私は7年間で、一生分の愛を注ぎました。それを息子もわかっている。だから親から離れても大丈夫だし、親と子の絆が薄れる事はないのです」
Boa sorte.