新エンブレム完成のお知らせ | 札幌のサッカースクール・クラブチームならFIBRA(フィブラ)

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新エンブレム完成のお知らせ

いつもFIBRA FOOTBALL CLUBをサポート、応援していただき、誠にありがとうございます。
創立20年目を記念して、昨年から動いていた新エンブレム(イニシャルロゴ)が完成しましたのでご報告いたします。
結論からお伝えすると、どこのクラブチームでも使っているようなエンブレムを廃止し、イニシャルロゴが、フィブラの看板になります。
サッカークラブのエンブレムという枠にはまらず、シンプルかつ、FIBRAを象徴するようなマークになりました。

完成に至るまでに様々なストーリーがあるのですが、ビッグサプライズがあります。
なんと今回、
FIBRAのfを静岡学園元監督の井田監督に描いていただきました!

FIBRAの誕生には、絶対に欠かす事が出来ません。私が、静岡学園在籍時に、井田監督の、こんなに楽しくてお客さんを沸かせられるサッカーを、札幌の子供達にも知ってもらいたいと強く思ったのがFIBRA創設のきっかけなのです。

私は井田監督に無理なお願いをし、静岡に向かいました。

「井田さん、本日はありがとうございます。
Fは、ただのFではなく、踊るようなFを描いてください」

このお願いに、井田監督は「難しいな」と言いながらも丁寧に描いてくれました。
高校サッカー界で井田マジックと言われるほど、大胆な采配と革新的なサッカーで有名な井田監督が、ゆっくりとゆっくりと、慎重に描いてくれていたのが、とても印象的でした。

そしてこのイニシャル「f」を活用し、井田監督がFIBRAが出来たきっかけという事で、井田監督に最初の文字「f」を描いていただき、FIBRAの「I」をユニフォームと同じ襷のように斜めにする事で、井田監督のラテンサッカーがきっかけでFIBRAが立ち上がり、襷のごとく、その魂を受け継ぎ、そのあとは私達が発展させるという意味を込めて、【f/bra】としました。
【f】と【f/bra】この二つを今後活用していきます。

次に、この案を形にした経緯をご説明します。

2024年12月11日。
フィブラのエンブレムを制作していただけるプロの方をSNSやホームページで募集しました。
単なるお仕事としての挙手はお断りしますと記載し、チームの象徴とも言えるエンブレムの作成を、心を込めて、共に作り上げてくれる方を募集しました。
その結果ありがたいことに、数10社から連絡をいただき、最終的には3社に絞り、Zoomでの面談をスタッフ総出で行いました。

そして、面談の結果、FIBRAの未来を想像し、丁寧に、クリエイティブに、プレゼンしていただいた「KASE DESIGN」さんに、このプロジェクトをお任せしようと決定しました。
「KASE DESIGN」は東京に事務所を置き、デザイナーの加瀬千寛、編集の加瀬百恵によるユニットとして活動されています。
デザイナーの加瀬氏は、デザイン会社D&DEPARTMENTを経て独立。
主な活動として、デザイン観光ガイド『d design travel』の書籍デザインや、渋谷ヒカリエのイベントビジュアル、埼玉県熊谷市の肉汁うどんイベント「KUMAGAYA NIKUJIRU UDON SPIRIT」のデザインに携わっています。

選定後、私達はミーティングを繰り返し井田監督の踊る様なFを、加瀬氏のアイデアと緻密な作業で、ロゴとしての完成度を高めていきました。

選手達には、グラウンドで踊る様にプレーし、お客さんを沸かせて欲しい。
井田監督のラテンスタイルを継承し、北海道で発展させていく。
そんな願いと想いが込められたエンブレムとなりました。

2006年に産声を上げたFIBRA FCは紆余曲折を経て今に至ります。
はじめに立ち上げたU-15は14名でスタートでした。
ところが、5年目には3学年でわずか7名となり、大会や試合にも出ず、細々と公園で活動を続けていきました。
2012年、U-15が軌道に乗らない中U-12を設立。
練習の会場費だけで皆様からお預かりしている会費は底をつき、深夜から10:00までと昼過ぎから17:00ぐらいまでのアルバイトで稼いだお金を、チームに回す日々でした。
合併の話も、クラブ消滅を促された事も、私を引き抜く話もあったのは事実。
けど、私には、お金という言葉も、安定という言葉も、生活という言葉も、年齢という言葉も、響きませんでした。

私の前には、FIBRAの事を好きな子供たちがいる。
明日、また子供達とサッカー出来る。
〇〇が上手くなってきて嬉しい。その思いが強烈に強かったのです。

長い間U-12・U-15合わせて30名もいない弱小クラブだった(今も強いとなんて微塵も思っていない)
けど振り返らせてほしい。
OBたち、保護者たち、あなた方はかっこよかった。
負けたけど、曲げなかった。
FIBRA = テクニック 20年経って、定着したぜ。

U-15は20年目。U-12は14年目。
総勢140名。
20年目から30年目へ、踊るような【f】を身に纏って更にステージを上げていこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

FIBRA FC 代表 濱田

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